菊池酒造 岡山県 倉敷市 小さな酒蔵が成功へと導いた 酒質第一のブランド戦略 取材日 2013年12月 わずか500石の地酒蔵が、国内外で評価を高めつつある。 麹や醪の温度管理をはじめとする繊細な手仕事を経て生まれた酒は、均整の取れた味わいが輝きを放ち、農薬も肥料も使わず「自然栽培」した米を使って醸した酒は、海外でも注目を浴びている。 菊池酒造は、数々の創意工夫を経て現在の状況を手に入れたのだ。 五代目蔵元の菊池東(とう)氏が杜氏を務めて約20年。 信念を持ち、苦しい時も諦めずに努力を重ねた末に掴んだ上昇気流である。この記事は有料会員限定です。(有料会員について)有料会員に登録すると続きをお読みいただけます。 有料会員登録 ログイン