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「一流の日本酒を造って、日本酒の価値を高めることを生涯の使命としよう」 永井酒造の永井則吉氏といえば自社の活動のみならず、 awa酒協会の設立などの新しい取り組みを積極的に進めているイメージが強い。 華やかに見えるものの、挑戦への反対、両親の突然の死、倒産の危機など、 道のりは決して平坦ではなかったという。 すべては日本酒を「世界」のステージに上げるため。 情熱の源は何なのか。2019年に経営に加わった妻・松美氏も含め、永井夫妻から話を聞いた。