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旭酒造が米国NY州に進出し新ブランドを発表したニュースは、日米両国を瞬く間に駆け巡った。 米国に移住し自ら陣頭指揮を執る桜井博志会長は「どこで造ろうと獺祭は獺祭だから」と 淡々と語るが、環境も文化も異なる土地での挑戦は予期せぬ困難の連続だったようだ。 そんな現地での酒造りの「リアル」とこれからについて、桜井氏に聞いた。